ミサへのお誘い
神様と一緒に過ごす!
教会に初めて行く時は少し緊張するかもしれません。でもご安心ください。
調布教会は、初めての方を温かくお迎えします。
ミサについてわからなくても大丈夫です。一緒に参加してみませんか?
よろしければ、教会の入口で案内係に「初めてです」と声をおかけください。
ご案内をいたします。
一人で静かに祈りされても、もちろん結構です。
ミサ ガイド
ミサとは何ですか?
ミサは、イエスの「最後の晩餐」に由来する集いです。
パンとぶどう酒をキリストの体と血としていただき、キリストと一つになることを目指します。聖書を読み、祈りを捧げ、感謝の気持ちを込めて行われます。
ミサに参加するにはどのようにすればよいですか?
ミサにはいつでも自由にお越しください。 初めての方でも、周囲に合わせて起立・着席し、聖書の朗読を聞いたり歌ったりするだけで大丈夫です。献金は任意です(義務ではありません)。
ミサの後半には「平和のあいさつ」があります。 周りの方と「主の平和」と言って、あいさつ(会釈)します。
ミサの最後には「聖体拝領」があります。 カトリックの洗礼を受けた信者は、キリストのからだである聖体を受けることができます。まだ洗礼を受けていない方は、司祭に「祝福をお願いします」と伝え小さく頭を下げてください。祝福が終わりましたら「アーメン」と唱えます。
子ども連れでも大丈夫?
ミサに子どもを連れて行っても大丈夫なのか、不安になる方もいるでしょう。
大丈夫です、調布教会には子供と一緒にミサに参加できる部屋があります。
調布教会のご案内
カトリック教会とは?
わたしたちの教会は「カトリック教会」です。カトリックとは「普遍的な・全世界の」という意味です。イエスの弟子たちから始まる2000年の伝統を受け継ぎ、ローマ教皇を一致の中心にして、全世界に広がる教会です。全世界におよそ13億人の信者がいます。
イエスはおよそ2000年前、ユダヤ(今のイスラエル)の人々に教えを説き、不思議なわざをおこなわれました。その教えの中心は、「神はあなたがたを愛している。あなたがたも神を愛し、互いに愛し合いなさい」というものでした。
イエスは神と人への道を教え、人々に模範を示されましたが、当時の宗教指導者の反感をかい十字架にかけられました。しかし、イエスは、旧約聖書であらかじめ示されていたとおり3日目に復活し、弟子たちに 「全世界に行って教えを伝えなさい」と命じて、神のもとに戻られました。
弟子たちは、イエスに命じられたとおり、イエスの教えを人々に伝え、イエスを主キリスト(救い主)と信じる人々の集いが生まれました。これが「教会」です。
教会は、イエスを信じイエスの道を歩もうとする人々の共同体です。
ミサとは何ですか?
ミサは、イエスの「最後の晩餐」に由来する集いです。
イエスは十字架の死の前夜、弟子たちとともに晩餐を行い、その席で、「これは私のからだ、私の血である」と言われて、パンとぶどう酒を弟子たちに与えられました。そして、「これを私の記念として行いなさい」と、弟子たちに命じました。
それ以来2000年の間、教会は、イエスの死と復活を記念し、パンとぶどう酒に現存されているイエスをいただいて、イエスと一つに結ばれるミサをおこなっています。
ミサの前半では、日ごとに決められた聖書のことばを聞き、イエスによって実現した救いの恵みを感謝します。
後半では、主の食卓(祭壇)を囲んでパンとぶどう酒をささげ、キリストのからだとなったパン(聖体)をいただきます。
ミサは司祭(神父)が司式します。ミサは日曜日だけでなく平日にもあり、結婚式や葬儀などでもおこなわれることがあります。日曜日のミサには、その日の聖書を印刷した「聖書と典礼」というパンフレットが配られますが、ミサが終わったらお持ち帰りください。
お祈りの最後の「アーメン」とはどんな意味ですか。また、どうして「アーメン」と言うのですか。
アーメンとは、「まことに」「その通りになりますように」というヘブライ語の言葉です。キリスト教では、代表者の祈りに一同が心を合わせ、賛同を表明する際の言葉として、祈りの最後に皆で唱えます。短い言葉ですが、「その通りになりますように」という願いの込められた信仰告白ともいえます。
カトリックとプロテスタントとは違うのですか?
調布教会はローマカトリックの教会です。
キリスト教の教派には、カトリック・プロテスタント・正教会があります。聖書の解釈や教義に多少の違いがありますが、いずれもキリスト教です。最近は「キリスト教一致運動(エキュメニカル運動)」がおこなわれ、日本では超教派の新共同訳聖書が出版され多くの教派で使われています。カトリック教会は、ローマ教皇のもとに一致していて、教義が統一されています。
ミサに参加するにはどのようにすればよいですか?
ミサにはいつでも自由にお越しください。周囲の信徒にあわせて聖歌を歌い、聖書朗読を聞いていただければ結構です。献金は自由です(義務ではありません)。
ミサの後半で「平和のあいさつ」があります。「主の平和」と言って、周囲の方とあいさつ(会釈)してください。
ミサの最後には、聖体拝領(せいたいはいりょう)がおこなわれます。信徒は、丸いパンの中におられるキリスト(聖体)をいただきます。
聖体拝領はカトリックの洗礼を受けた信徒に限られますが、洗礼をまだ受けておられない方は、代わりに祝福を受けることができます。
信者と同じように列に並び、司祭または奉仕者の前で「祝福をお願いします」と言って小さく頭を下げてください。
祝福が終わりましたら「アーメン」と唱え、元の席へお戻りください。