4,000人の巡礼者と結ばれた希望の絆 ― 聖年閉幕ミサを捧げて
- IT/広報
- 1月1日
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2025年12月28日、カトリック調布教会では「聖年」の閉幕ミサが厳かに執り行われました。 今回のミサは、主任司祭のアンヘル神父様と、神学院院長のラップ神父様による共同司式で捧げられました。調布教会共同体と神学院が心を一つにしてこの日を迎えられたことは、巡礼教会としての使命を全うした私たちにとって、大きな喜びとなりました。
■ 両神父様によるメッセージ
ミサではお二人の神父様からお話がありました。 アンヘル神父様は説教の中で、マタイ福音書の聖家族の姿を通し、私たちがこれからの歩みで大切にすべき3つの意識について語られました。
「沈黙」の中で小さな声に耳を傾けること。
「家庭生活」のような安心感の中で互いを受け止め合うこと。
表に立つ役目も、知られずに行う裏方の「仕事(奉仕)」も、そのすべてを尊ぶこと。
「たとえ新しい大変なことがあっても、心を合わせれば大丈夫」。神父様の言葉は、聖年を終えて次の一歩を踏み出す私たちを力強く後押ししてくださいました。 ラップ神父様はベトナム語で説教を述べられました。言葉の詳細は分からずとも、その力強い響きからは、多文化な人々が共に集う調布教会の豊かさと、普遍的な信仰の情熱が伝わってまいりました。

■ 巡礼委員長による「感謝の祈り」
ミサ終盤では、1年間奉仕を牽引してこられた藤永巡礼委員長による感謝の祈りを分かち合いました。
【聖年閉幕によせて―感謝の祈り(抜粋)】 「……巡礼教会に指定されたこの一年間に、調布教会を訪れた人は4000人を超え、来訪者によって私たちは調布教会の新たな発見、思いがけない人々との出会い……その絆を深め合うことができました。 巡礼奉仕者の働きだけでなく、あたたかい食事の提供、暑さ寒さの中での日々の受付、掃除、記録、見えないところでの巡礼者への対応などたくさんの方のご協力のもとに聖年閉幕を無事迎えることができましたこと、あらためて心より感謝申し上げます。 この一年の恵みを土台として、教会が希望の光となるよう私たちはさらに新たな一歩を踏み出したいと思います。」
全文はこちらです。↓
■ 紙芝居『もみの木たち』:ともに歩む(シノドリティ)の種
ミサ後には、有志による紙芝居『もみの木たち』が上演されました 。 嵐の中で一人で立とうとして倒れてしまった孤高の木と、ぎゅうぎゅう詰めになりながらも互いに支え合って嵐を乗り越えた谷間の木々の物語 。

「お互いを支え合いながら共に生きることの大切さ」を描いたこの物語は、来年からの調布教会共同体が育てていく「ともに歩む(シノドリティ)」というテーマそのものです 。嵐さえも天からの恵みに変えていく、そんな力強い共同体への決意を新たにしました。
■ 響き渡る祈りと歌声:分かち合われた感動
閉幕ミサの余韻は、夜のZoomによる「ロザリオの祈り」の集いにも広がりました。 他教会から調布教会での閉幕ミサに参列された方より、「聖堂内の皆さんが一つになり、一人ひとりが自分の聖年として感謝を込めて歌い、祈る。その響き渡る素晴らしさに、深い一致を感じた」という感動的な分かち合いがありました。教会の壁を越えて、一つの祈りで結ばれた瞬間でした。
■ 結びに代えて
聖年の幕は閉じますが、私たちの巡礼の旅路は続きます。 藤永巡礼委員長はじめ、この1年を支えてくださった全ての奉仕者の皆様、そして調布教会を訪れてくださった全ての皆様に、神様の豊かな祝福がありますように。
私たちはこれからも「希望の巡礼者」として、共に歩み続けます。


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